知っていますか?座布団でのマナーやしびれにくい正座のやり方|大人女子を満喫するWoopo

普段、あまり正座をする場面は少ないと言えますが、例えばお葬式やお堅い食事の席などで正座をする場面もあるでしょう。
正座は足がしびれるのが厄介で、ずっと正座で座っていてもしびれないという人は今どき少ないかと思います。
今回は、正座をする時のマナーやしびれない正座のやり方などをご紹介していきましょう。

正座に適した服装

正座の足のしびれの原因は血流が悪くなることなので、足が締め付けられるジーパンやタイトスカートは避けた方が良いです。
座ると膝が見えるスカートも、周りから見て下品に見えるだけでなく座りにくいので止めましょう。
膝が隠れるフレアスカートや、着物が正座に向いている服装と言えます。

座布団のマナー

座布団は昔は位の高い人だけが使えていたため、座布団を出しておくことは相手をもてなす気持ちがあることを表現しています。
訪問先では家人に座布団を勧められるまで使わずに、下座側の横で待つのがマナーです。
正しい座布団の座り方は、座布団の横または後ろに爪先を立て膝をつく姿勢をとり、軽く握った両手で体を支えるようにしながら座布団の上へいき、座ります。
降りる時も同じで、くれぐれも座布団を踏まないようにするのがマナーです。
訪問先で先方に「どうぞ楽にしてください」と声がかかってから足を崩します。
そのような言葉が掛からなかった場合や、足がしびれて痛みも感じられるような場合は、一言声をかけてから崩してください。
崩すと言ってもあぐらなどではなく、下座後方に足を崩すことがマナーです。

しびれにくい正座

踵の上にお尻を乗せるのではなく、足首で円を作りその中にお尻を納めるように座ると足に負担がかからず、後ろ側に重心が乗ることによって背筋もピンと伸び、見た目も綺麗です。
指先はできるだけ座布団の端に寄せておくと、血管の圧迫を防げるでしょう。
また、左右の親指を重ねておき、タイミングを見計らって上下を入れ替えていくことでもしびれを予防できます。
正座中に、しびれてきたなと感じたら、片方の足に重心を移してしびれ対策を行います。
片方に重心を乗せることでもう片方は休まるので、交互に行うのが良いでしょう。

しびれた時の対処法

足を揉みほぐしたり足を伸ばしてつま先を引っ張るなど、人前でやるのは下品なのでしてはいけません。
立ち上がる際に、座布団の外につま先を立て、踵の上にお尻を乗せると早くしびれを取ることができます。
荷物をまとめたり、会話をしながらにさりげなく行うのがポイントです。

いかがでしたか?
しびれない正座のやり方はぜひ実践してみてくださいね!
くれぐれも失礼のないように、正しくマナーを守って実践してみましょう。

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