職場で後輩ができて自分が指導する立場になった時、後輩への対応に悩む方も多いですよね。
後輩が職場で不適切な行動をした時に、しっかり指摘することができていない人もいるのではないでしょうか?
今回は、後輩を上手に叱りたい時のポイントをご紹介します。
どうして叱ることができないのか
皆が仕事に励んでいる中で不適切な言動をしている人がいると、雰囲気が乱れ仕事に支障が出ることもありますよね。
後輩が雑談ばかりしていたり、遅刻を繰り返したりなどの問題行動を起こしている時は、注意しないとお互いのためにも良くありません。
まずはどうして叱りにくくなってしまっているのか、2つの理由を見てみましょう。
・緩すぎる職場の雰囲気
後輩が不適切な言動をしている原因の一端が職場にある場合が考えられます。
他の人たちが緩い意識で時間やルールを守らずに仕事をしていると、他の人にも伝染していきますよね。
この時は後輩を注意する前に職場の雰囲気を見直し、改善する必要性があります。
・後輩との関係性を気にしてしまう
叱ることで気まずくなってしまうのではないか、と考えてしまう場合もあります。
しかし、寧ろ注意しないことで相手の問題行動を助長させ、長い目で見ても関係悪化に繋がる場合の方が多いです。
後輩からしても、自分が間違ったことやするべきでないことしてしまった時にしっかり指摘してもらえた方が、信頼の対象になりますよ。
上手に叱る方法
それでは、いざ叱る時はどのように行うと良いのでしょうか?
2つのポイントをご紹介します!
・注意するに至った要因をはっきりと話す
1つ目は、後輩のどのような言動が規律に反しているのかということを明確に伝えることです。
例えば、「時間を守らないと取引先の方を待たせることになり、迷惑がかかるから」や「雑談をしていると仕事が終わらなくなってしまうよね」といった説明を添えて注意するのが効果的です。
それによって言われた側も、どうしていけないのかを理解しやすくなり、改善が期待できますよ。
・どう改善してほしいのかを具体的に伝える
2つ目に、どのような改善を望むのかを伝えることも大切ですね。
「雑談を控え、自分の仕事を遂行することに集中してほしい」と具体的に話すことで、後輩も自分が何を求められているのかに気付くはずです。
・後腐れのないように
一度注意したことを何度も繰り返したり、相手の人間性を否定するような言葉を使うのは逆効果です。
問題点を指摘するだけでなく、良い言動に対してはきちんと褒めるように心掛けることで、良い関係を築くことができますよ。
後輩の問題行動を指摘できずに悩まされることが続くと、自分自身がストレスを溜めこむことになってしまい、心身の健康にも良くないですよね。
ご紹介したポイントを参考にして適切な注意のし方を覚え、職場の良好な人間関係を築くのに役立ててください!