今さら聞けない・・・!「手土産」と「おもたせ」ってなにが違うの?

日ごろ何気なく使っている「手土産」と「おもたせ」という言葉。
似たようなニュアンスなのでつい混同してしまいがちですが、実はまったく意味が違います。
内容をしっかりと理解して失礼のないようにしましょう。

 

自分で持ってきたものは「手土産」

相手先へ訪問する際、感謝の気持ちを込めて渡す品物を手土産といいます。
品物に特に規定などはありませんが、相手先にはないような、こちら側の特産品や名物などが一般的です。
相手の好みがわかっている場合はそれを手土産にするのもいいでしょう。
渡すタイミングは、手土産の中身によって変わります。
クッキーなどの常温保存できるものならば席について挨拶を済ませてから。
アイスクリームなどの温度管理が必要なものは席につく前の、なるべく早めのタイミングで渡しましょう。

 

相手から受け取ったものは「おもたせ」

一方で、おもたせとは、手土産を受け取った側が使う言葉になります。
訪ねてきた人が持参した手土産を指す、丁寧な表現がおもたせです。
受け取った手土産がお菓子などのすぐ食べられるものの場合、すぐにお出ししてみんなで味わうのがマナーとされており、その際に「おもたせで失礼ですが」と一言添えます。
この一言には「本来はもてなす側であるこちらが用意すべきものなのに、いただいたお菓子をそのままお出ししてしまい申し訳ありません」という意味が含まれているそう。

 

最近は「おもたせ」の意味が変わってきている?

手土産とおもたせを混同してしまう人が多いのは、指しているものが一緒だからでしょう。
渡す側か、受け取る側か、立場が変われば表現も変わります。
近ごろでは「おもたせにピッタリのスイーツ特集」「おもたせに最適!」といった使われ方をすることも増えているため、ますます違いが曖昧になってきました。
とはいえ、いざという時に焦らずに済むよう、正しい違いを知っておくと安心ですね。

 

「おもたせ」に向いている手土産を選ぶコツは?

どんな相手に贈るにせよ、手土産選びは悩むものです。
受け取った側がおもたせとして扱いやすいものを選ぶようにしましょう。
コツは次の2点です。

◎配りやすい個包装になっているもの
◎賞味期限が長く、日持ちするもの

切りわけが必要だったり、不安定で扱いが難しかったりするものは相手の手を煩わせてしまいます。
また、賞味期限が短いものは相手を急かしてしまうので避けた方が無難でしょう。

 

つい混同してしまいがちな「手土産」と「おもたせ」ですが、その意味を知れば違いは一目瞭然です。
手土産を渡す際は「手土産です!」とは言わずに「心ばかりのものですが、みなさんでどうぞ」などと一言添えるとスマートですよ。

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