人気のリラクゼーションメニューは?最新美容メソッド3選

心身をリラックスさせることが目的の「リラクゼーション」には、さまざまな種類があります。
アロママッサージやヘッドスパ、フェイシャルエステなど、癒しとともに健康・美容効果も提供するサービスが人気です。
最近はタラソテラピーやアーユルヴェーダ、クリームバスなどのリラクゼーションを取り入れるエステサロンも増えており、疲れた心と体に悩む人が多く訪れます。
今回は、最新リラクゼーションメニューについてご紹介しましょう。

 

「タラソテラピー」とは?フランス発祥の海洋療法

タラソテラピーは、19世紀のフランスで生まれました。
タラソとはギリシャ語の「タラサ(海)」を意味し、日本では「海洋療法」とも呼ばれます。
もともとは海水に浸かって体のリズムを整えることを目的とするリハビリテーションで、1967年にフランス人医師が自然療法として確立しました。
海水にはミネラルなどの栄養素が豊富に含まれ、細胞が元気になり生命の源である海のパワーが取り込まれると考えられています。
海水に入浴する「バルネオテラピー」、海藻ペーストを体に塗布する「アルゴテラピー」、海泥を全身に塗ってパックする「ファンゴテラピー」など、さまざまな療法がエステの施術に用いられています。

「アーユルヴェーダ」って?インドに5000年以上前から伝わる医療

インドに古くから伝わるアーユルヴェーダは、心身ともに健康で幸せに暮らすために必要なメソッドであると考えられています。
健康法や医療としてだけでなく、食事や睡眠、体調管理など、人々の生活のすべてにアーユルヴェーダの精神が組み込まれているといえるでしょう。
「ドーシャ」と呼ばれる生命エネルギーのバランスが保たれることで体調が整うとされ、リラクゼーションにおいてはそれぞれの人が持つ体質を診断した上で足りないものを補い、過剰なものを抑える施術を行います。
ハーブを食事や飲み物に活用したり、マッサージの際に使用するアロマオイルとして取り入れたりするのが一般的です。

「クリームバス」とは?インドネシアのトータルトリートメント

400年前のインドネシアでは髪の美しい女性が妃に選ばれ、女性の艶やかな髪は王冠にも例えられたといいます。
クリームバスとは、17世紀のジャワ王朝時代に生まれたヘアケア法です。
頭皮と髪の状態に合わせ、ハーブやフルーツでできたクリームをシャンプー後のトリートメントとして使います。
頭皮の毛穴詰まりを解消し、血行を促進して美しい髪に導く美容法です。
アロマの香りによるリラックス効果も期待でき、リラクゼーションとしても人気を博しています。

 

日本のエステサロンでも、今回ご紹介したリラクゼーションを受けることができます。
それぞれの療法には発祥の地ならではの世界観があり、音楽や照明などで独特の雰囲気を演出しているお店も多いです。
異国情緒あふれる美容サロンで日々の喧騒から離れ、心も体もリラックスしましょう。

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