別れというものはとても苦しいもので、パワーを消費しきってしまう様なものでもあります。
それが愛し合っていた過去を思い起こせばなおさらのもので、その分辛さが増していきます。
別れるために必要なステップを踏み、新しい一歩へつなげましょう。
決心するまで別れない
不倫関係は背徳感や高揚感から、麻薬じみた快感があると言われています。
また不倫で発生した関係はよりが戻りやすく、そのままずるずると続いてしまうことが多いようです。
中途半端な決意で別れたり戻ったりするとなおさら深みにはまってしまい、何度も復縁と別れを繰り返して余計に疲れ果てていくのです。
ですから、ちょっとしたきっかけであっても、何らかの積み重ねであっても、本当に別れたいのかどうかをしっかり考えましょう。
客観性を持って自己分析する
まずどうして不倫をしてしまったのでしょうか。
それぞれの思い出を客観的な事実から書き出して、整理してみましょう。
この時紙やメモアプリなどに言葉として書き出すことで、より冷静に事実と向き合うことができます。
例えば、優しくて自分にとって素敵な言葉をかけてもらったなどの事実があれば、まず普通の人はむやみに人を傷つけるような言葉をかけないことを思い出しましょう。
その上で、本当にその相手だけが特別なのかどうかを考えます。
冷静に考えてみたらあまり良い相手ではなかった、と思うこともあるでしょう。
また、事実をどうしても客観的に見られないと言う場合は、友達にそういった相談をされたらどう答えるか考えてみるのも良いかもしれません。
じっくり話し合う必要は無い
別れ話をするなら、結論から話して早めに関係を終わらせられるようにしましょう。
ずるずる話し合っていては、ほとんど変わりありません。
直接会って話をしたら丸めこまれそうと思うなら、メールなどを送ってそのまま連絡先を消したりブロックするなどして関係を断ち切るのも良い方法です。
あえて戻り道を絶つことで、前にしか進めなくし、早めに忘れることができるでしょう。
別れた後前向きに考える
別れを切り出せばどうしても心に負担がかかるものです。
相手も自分も傷つき、悲しい感情になってしまうのは誰でも同じです。
ですが、それを引きずってしまえばまた不倫の道へ転落してしまうこともあるでしょう。
今別れた人とではなく、別の人と言う可能性もあります。
生きている限り、出会いと別れは必ず繰り返すものです。
できるだけ前を向いて、新しい良い出会いと、今ある大切な関係を続けていくことを考えましょう。