皆さん年始の挨拶回りでの、手土産はどうすればいいのだろう?と考えている人は多いのではないでしょうか。
どれくらいのサイズで、どんな種類のものが良いのだろう?と悩みますよね。
今回は送って喜ばれる手土産と、のし書きやマナーについてもご紹介しましょう。
伺う先の人数と賞味期限
まず、送る所の人数を把握しておきましょう。
それぞれ個人に贈るものとは考えず、同じ家の人たちが分け合って食べられるようなものを考えておくと良いです。
人数より少し多い数だと良いですが、4個や9個は縁起が悪いのでやめましょう。
値段は2000円~3000円が無難です。
また、年始はたくさん挨拶品が送られる時期ですので、消費期限がすぐに切れてしまうものを持って行っても配慮が足りななく喜ばれないでしょう。
もらって嬉しい物でも「すぐに食べなきゃ」と思ってしまったり、他にもケーキや生菓子をもらっていたら、食べるのが大変になってしまいます。
ある程度日持ちするものであれば、食べる順番を決めやすく、もらった方の食べる負担が減ると思います。
では、実際どんなものが良いのでしょうか?
手軽に食べられ、手間がかからないもの
カットしなければならない、フルーツやお菓子だと、少し大変ですよね。
またゼリー等も忙しい時にさっと食べられますが、スプーンが必要だったりもします。
ですが個別に包装されたものは、外出先でも持って行きやすいです。
食べきれなくてもったいない!とならないように、一口サイズのものは喜ばれると思います。
年始は比較的寒い時期でもありますので、チョコやクッキー等はオススメです。
気を付けたいマナーについて
お年賀の訪問は、小正月の1月15日までには済ませるようにしましょう。
事前に連絡し、長居はしないように。
忙しい時期ですので、手間を取らせないようにしましょう。
手土産に、のしを付けるのは基本になります。
のし紙に「お年賀」と書き、その下に名前を書きましょう。
実際に渡すタイミングですが、手土産は正式な挨拶を終えてから渡すのが基本マナーです。
玄関で簡単な挨拶、部屋に通されてから、正式な挨拶を行います。
手土産は部屋に入ってから、きちんと挨拶をし、その後、手土産を渡しましょう。
家に上がらず失礼する場合は、玄関で渡してもらって構いません。
また手土産を入れてきた袋は、贈る際には一緒に渡さず、持って帰りましょう。
贈る時は「心ばかりのものですが」「よろしければ」など言葉を付けてくださいね。
何かと気を使うと思いますが、マナーは最低限理解しておいてもらいたいと思います。
手土産も良く選んで贈ったものは、相手に喜ばれると思いますので、時間を使って考えていきましょう。