お祝い事の時に贈り物を贈ることがあると思います。
引っ越し祝いもその中の一つです。
しかし、引っ越しはする機会が少ないので礼儀やマナーについて知らないことも多いでしょう。
今回は、そんな引っ越し祝いについて紹介します。
引っ越し祝いのマナー
引っ越し祝いにはいくつかのマナーがあるので、項目に分けて説明していきます。
・相場
引越し祝いに置くる物の相場は引っ越した相手との関係性で変わってきます。
親、兄弟：1～5万円
親戚：1～3万円
職場関係：5千円～1万円
友人：3千円～1万円
・贈り物か現金か
引っ越しの際に贈り物を送るか、現金で送ろうか迷うと思いますが、それぞれメリットデメリットがあります。
【贈り物のメリット】
相手のことを思ってエアランだという気持ちを伝えることができ、引っ越しの思い出になる。
【贈り物のデメリット】
自分の趣味や趣向に合わなかったり、多くの人からもらう場合は重複したりする可能性がある。
金額が分からないとお返しの金額が明確ではない。
【現金のメリット】
使い道が自由なので、必要なものや趣味嗜好が合うものが買え、お返しの金額が明確。
【現金のデメリット】
人によってはよそよそしいとかんじたり、失礼にあたったりする。
このようなメリットデメリットがあるので、聞けるような間柄なら欲しものを聞いたり、相手が欲しいものを選べたりするカタログギフトがおすすめです。
・送るタイミング
引っ越し祝いは引っ越しの目的によって送るタイミングが違います。
新築：お披露目の前日に届くように発送する。
栄転：栄転が決まった1～2週間以内。
餞別：引っ越し前後1～2週間は避け、時期を知っているなら1前後。
引っ越し祝いにおすすめの品
現金やカタログギフトという手段もあるけどやはり何か物を贈りたいという人におすすめの引っ越し祝いの品を紹介します。
・食品
普段自分ではなかなか手が出ないような少し高級なものを送ると喜ばれます。
引っ越してすぐはバタバタしていると思うので、少し日がたっても食べられる日持ちするものがいいでしょう。
・重複してもいいもの
贈り物のデメリットで重複してしまうことを挙げましたが、重複しても迷惑にならないものならその心配はありません。
タオルなどはいくつあても困らないので、重複しても問題ないでしょう。
・消耗品
洗濯洗剤や食器洗剤など実用性のある消耗品は喜ばれるだけではなく、手ごろな価格で見栄えがするのでおすすめです。
引っ越し祝いについて紹介してきました。
種類や関係性によって金額や贈る時期が合わるのは退職祝いなどと似ていますね。
正しいマナーで相手に不快感を与えない引っ越し祝いを贈りましょう。