社会人にとって身だしなみはビジネスマナーであり、ビジネススキルでもあります。
最初の第一印象はやはり外見であり、きちんとした身だしなみであることで仕事への評価にもつながっていきます。
今回は、押さえておきたい身だしなみの基本ルールについてご紹介しましょう。
身だしなみが大切な理由
大切なのは外見よりも中身だ！という考え方もありますが、第一印象は見た目から入るのでいくら中身で勝負と言っても身だしなみは疎かに出来ない部分です。
身だしなみがいつもだらしがなく、やる気が感じられないなど、相手が不快に思うことで社会人としての自覚がないと判断されてしまいます。
身だしなみは、言葉よりも軽々とあなたの「中身」を語ってしまうのです。
清潔・上品・控え目の3ポイントを抑える
企業や職種、どんなシーンであっても、周りの人に不快感を与えない清潔感は絶対条件であり、基本原則と言えます。
清潔で控えめな上品さをベースに自分らしい服装を選びましょう。
きっちりとしていた昔に比べて、現代は流行や最新トレンドを少しだけ取り入れることで好感を持たれる業界や会社も増えてきました。
3つのベースは守りつつ、企業や職種、シーンに合わせることが大切です。
上品さを抑えるために！
・服装
基本的なデザインで質の良いスーツやシャツを選びましょう。
スーツのカラーは黒や紺、ベージュなどの定番カラーを選ぶようにします。
サイズが合っていないとだらしない印象を与えてしまうので、しっかりサイズの合ったものを着用しましょう。
靴なども汚れていないか確認し、もし汚れていたらしっかり磨くことが大切です。
・髪型
寝癖やフケがついてたり、傷み過ぎている場合は清潔感、上品さは欠けているといえます。
仕事の妨げにならないよう、必要であれば括るようにしましょう。
女性の場合は、長い髪が邪魔にならないようサイドでハーフアップするのも良いです。
髪色はその会社によって規則が変わりますが、基本的に金髪など明るすぎる髪色はNGです。
・アクセサリー
ネックレスやイヤリングなど、あまり目立たずガチャガチャと音がならない小さめのものを身に付けましょう。
・メイク
ビジネスにふさわしい、全体的にナチュラルな印象のメイクを心掛けましょう。
カラーコンタクトや派手なつけまつげ、まつ毛エクステなどは避けた方が良いです。
身だしなみで好印象を与えられる人と悪い印象を与えてしまう人では、好印象を与えられる人の方が取引先との関係性を良好に保つことができるケースが多く見られます。
言葉遣いや報告連絡相談などのビジネスマナーも大切ですが、身だしなみも気を抜かずにビジネスマナーを守りましょう。